私が交流分析士インストラクターになった理由

平成21年3月、産業カウンセラー試験に不合格。私は大きなショックを受けていました。
当時の私は心理カウンセラーとして開業した直後で、自らの箔づけのために心理系の資格を欲していた時期でした。

試験勉強は十分にしていたつもりでしたが、学科試験に不合格。ちょうどその頃、落ち込んでいた私に知人が電話をしてくれて、
「交流分析を勉強するといいよ。資格も取得できるらしいよ。」
と教えてくれたのです。

そこで私はまるで「落ち武者」のような気分でその年の5月から福岡で開催された交流分析士2級講座に申込したのでした。

交流分析士2級講座に申込したときの私は資格取得にばかり目が向いて、交流分析そのものにはほとんど無関心。
しかし講座に通うにつれて「交流分析は面白いかも」と思い始めたのです。
とくに私の興味を惹いたのは「心理ゲーム」と「人生態度」。すぐに杉田峰康先生の本も買ってむさぼるように読みました。

ゲーム分析 (Transactional analysis series (4))
杉田 峰康
4885090156

実は私は前職である学校教師時代に職場内で繰り返される重度の心理ゲームに翻弄されていたことがあります。それは長く辛い孤軍奮闘の日々でした。その当時のことを思い出すたびに「怒り」と「理不尽な思い」がこみ上げていました。

それが交流分析を学ぶにつれて、当時の職場が交流分析でいうところの「心理ゲーム」のパターンに見事に当てはまっていたことを知り、そして自分の「人生態度」が「第2の立場」だったことによって、自らが「犠牲者」となる「心理ゲーム」を許容してしまっていたこと気づいたのです。このとき私は大きなスッキリ感を得たことを覚えています。
※「心理ゲーム」「人生態度」「第2の立場」「犠牲者」は交流分析の用語です。

こうして交流分析に惹かれていった私は、結局インストラクターにまでなりました。(※その後さらに交流分析士准教授になりました)
「私が体験したように2級講座の中で、人の心に良い変化を起こすことができるなら、インストラクターの仕事をしてみたい」と思ったからです。

第1期の2級講座を開催する前に、数ヶ月かけて全6日間のインストラクション・プランを作成しました。その特徴は、「学校教師時代に習得した問題解決学習の採用」「ワークショップの多用」「講師自身の体験談の多用」の3つです。
とくに「講師自身の体験談の多用」については、インストラクター養成講座の中で中尾彰前九州支部長から「講師が自らの体験談を語る大切さ」を繰り返し教えていただき、今でもインストラクターとして肝に銘じているものです。

平成24年5月から第1期2級講座を始めて、平成26年までに第5期まで開催しています。これまで59人の皆さんに受講していただきました。

ここで2級講座受講者の方の感想を紹介します。

「私は講師が講義ばかりする一方通行の講座はイヤです。テキストばかり読んでいる講座もイヤですね。それなら本を買って読めば済むことですから。せっかく高いお金を出して講座に来ているのだから、全員参加型で、そこに集まった受講生でしか作り上げられないようなライブ感を得られる講座であって欲しいと思っています。そういう意味では田中さんの講座はもうマルです。」

「講座の中で1番心に残っているのは、人生脚本のときの『自分の墓碑銘を作成するワーク』です。受講者の皆さんが作成した墓碑銘を見せてもらったとき、『ああ、この人はこういう考えで今まで生きてこられて、これからも生きていかれるのだな』と感じられて、とても印象深い一場面でした。」

「講座を終了した今でも、人生態度を意識しています。第1の立場とか第2の立場とかありましたが、『あ、今、どの立場かな』とときどきチェックするのです。その瞬間に自分が意識している感情や考えがどの立場に当てはまるのか考えるのです。そういう意味で、視野が上に広がりました。俯瞰的に自分を見ることができるようになりました。」

今後も講座を通して、受講者の皆さんが自らに「良い変化」を起こすお手伝いを続けていきたいと思っています。

交流分析を学んで、仕事や人間関係に良い変化を起こしてみませんか?

こんな人に最適な講座です!
・コミュニケーション能力を高めて、人間関係を改善したい人
・経営者や経営幹部など「人間学」が必要とされる人
・心理学(交流分析)を学びたい人
・心理系の資格取得を目指している人
・カウンセラー、コンサルタント、看護師、教育者、研修講師などの方々のスキルアップ
・子育て中の人
・・・etc.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です